【社長料理人への道】DAY1 -part1-
このプログラムについて
今年度の「かくだ創業スプラウト」では、食の創業支援を目的とし、「食」に関する起業をサポートするワークショップ【社長料理人への道】DAY1を開催しました。
社長料理人
聞きなれないのもそのはず。
今回の「社長料理人への道」のために考えられた言葉なんです。
【社長料理人】=【経営者】と【料理人】の両立をめざす起業家
小さい飲食店を経営する場合、起業される方は、「起業家」であり「経営者」かつ「料理人」であるケースが多いかと思います。どの要素が欠けても事業はうまくいきません。
そこで、本プログラムでは「経営者」と「料理人」の両立をめざす起業家を育成サポートすることを目的としています。ありそうでなかったプログラムです。
全8回の講座を通して、「食」の基礎力、創業の基礎知識、商品開発力を養成します。
そのために専門の講師陣を招き、以下の実施項目を総合することで、起業後も持続性が高い業態の確立をめざします。
レクチャー/ワークショップ/フィールドワーク/試作・発表/ビジネスプラン作成
最終成果物は以下の2項目です。
①角田市の食材を利用したメニュー開発 or 商品開発
②ビジネスプランの作成、発表
そして本プログラムにはもうひとつ、大きな特徴があります。
「社長料理人への道」は角田市起業者支援業務の一環でありながら、今回は仙台以南の他市町村からの参加者も募集させていただきました。
角田市という小さな町が、既存の行政の垣根を超えて支援を行う。
という大きなチャレンジです。
おいしいものをPRするのではなく、起業家がおいしい食材を利用してチャレンジでき、サポートを受けれるフレームを用意し、それを行政単位から開放すること。
実際に今回は角田市3名、丸森町1名、柴田町1名の方々を選抜させていただきました。
角田市を共有の食の創業フィールドとして、受講される周辺地域の方と本プログラムを通して縁で結ばれ、やがて食を通したいろんな縁が角田市にやって来る。
角田市から食の縁が増殖していき、「食縁」ともいう関わり方が角田市へ関係する人を運んでくる、「社長料理人への道」はそんな将来を見据えた取り組みです。
社長料理人候補生
それでは!本プログラムのアジェンダに共感していただき、「社長料理人への道」を受講する5名の社長料理人候補生を簡単に紹介します!
◆一條英樹さん(角田市)◆
最初の応募者だったのは、こちらの一條さんでした。
現在は広告代理店にお勤めで、将来の飲食店の創業に向けて本プログラムにご応募いただきました。既に明確なビジョンをお持ち。
これからどういったミッションとバリューを描かれるかが非常に楽しみです!
◆斉藤マヤさん(角田市)◆
斉藤さんは今年のかくだ創業スプラウトのビジネススクールでの出会いがきっかけでした。
いつも課題に熱心に取り組まれているのが印象的な方です。
ビジネススクールで浮かんだぼんやりした事業イメージを、明確なプランにしたい!との意気込みでご応募いただきました。
◆高橋元治さん(角田市)◆
高橋さんは今年東京からUターンで故郷の角田市へ。
市内の飲食店で料理人として毎日奮闘中です!本格的な調理経験と店舗運営もこれからとあって、スキルと思考を磨きたいとの思いで申し込まれました。
分かりやすいビジョンを描くところからのスタートですが、これは伸びしろ大ですね!
◆阿部良一さん(柴田町)◆
今回最年長なのがこちらの阿部さん!そのチャレンジ精神がすばらしいですよね!
角田市のお隣の柴田町で専業農家をされている阿部さんは、プログラムを通して「食と農」をビジネスプランとして落とし込みたいとのこと。
発展性のあるテーマで、これからどう深化していくか非常に興味深いです!
◆佐藤真紀さん(丸森町)◆
佐藤さんは丸森町の「カフェつぶっこ」の店主さん。
震災を機に丸森町大張地区に開業され、すでに5年お店を経営されています。実際にいただいた手づくりのシフォンケーキとパンとジャムは本当に絶品!
地場産品を多くの方へ届けたい!という思いをぜひ実現させてほしいです♪
個性的でそれぞれ思いを持たれた5名のメンバーでこれから約4ヶ月を共に走り抜きます。
どんな化学反応を起こしていくのかとても楽しみ♪
part2では講座のレポートをお届けします!
https://www.sprout-kakuda.com/blog/syacho-ryoronin-day1-part2
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