【社長料理人への道】DAY1 -part2-
まだまだみなさんの表情が硬いDAY1!
かくだ創業スプラウト(以下スプラウト)事務局の角田市産業建設部商工観光課 小湊課長より本プログラムの目的・意義、激励のお言葉をいただき、いよいよスタートです!
オリエンテーション
本プログラムでは、「食」の基礎力、創業の基礎知識、商品開発力 を学びの3つの大きな柱としていきます。
「食」の基礎力というといろんな解釈があると思いますが、ここでは、創業前に生産者さんと繋がる方法やそのサポート。長年の積み重ねを要する生産者さんとの信頼関係のつくり方を、本プログラムで最短化していきます。
そして、ポジティブな意味合いが強い地産地消についてのメリットだけではなく、デメリット等も伝えていきます。
さて、まずはこちらの文章をご覧ください。
「 「食」は以前からツーリズムの主要な目的の1つであったが 、近年「食」を積極的に地 域振興に利用するという潮流が起こっている。フードビジネス・コーディネーターの佐藤 こうぞう氏は、「これからは、『地場産品の発掘や開発-ご当地グルメ、名物、ご当地キャ ラクターをつくる』『ご当地グルメ振興を絡めたイベント、祭りの開催』『食を切り口にし た観光資源の創出、観光資源の発掘』などが有力な手段といわれています」と述べている 。 「食」は現在でも地域活性化の主役の1つであるが、現在はなお、伝統的な名産品が中心 であるように思える。~略~ 新しい感覚による食品が開発されるにつれて、「食」 はより政策の表舞台に出てくるであろう。」
(出典: 「食」の文化による地域活性化 ~新たな地域ブランド創造の試み~ 調査情報担当室 筒井隆志 )
今現在、各地域でまさに「食による地域ブランド形成 」が進められています。
実はこちら、2012年のレポートなんです。もう6年前ですね。
はからずも私たちは今、この延長線上にいることが実感として確認できます。
かくだ創業スプラウトでは、そこから少し進んで「食に関する創業による地域ブランド形成」を目指していきます。
新しい形を模索する際に、何が絶対正しいとか、自分の創業の思いを置き去りにした儲かるビジネスプランというものはありません。
本プログラムは受講者の皆さんと私たちで、自らのプランに輪郭を見出していくものです。
チームビルディング
まず、受講者の方たちにしていただいたのはチームビルディング。
仲間を知ること、自分を知ってもらうことから始めましょ、というわけです。
そこで打ち解けてもらうために、3つのゲーム形式の自己紹介をします。
①他己紹介
②ヒーローインタビュー
③積木式自己紹介
たっぷりと時間をとって、ひたすら自分の話をし、相手の話を聴くことに徹します。
アンケートでもさまざまな反応がありましたが、概ね打ち解けるきっかけができて良
かったとのことでした。
これから約4ヶ月間同じ時間を過ごす仲間ですものね。
思いの明確化と筋道
チームビルディングの素地が整ったところで、いよいよここからご自身の創業のための内容に移行していきます。
最初に行ってもらったのが、目的の明確化と「だれに」「何を」「どのように」というビジネスの骨格を整理してもらう作業。
整理したビジネスアイディアをベースにリーンキャンバスを作成していきます。
リーンキャンバスについては、さまざまなサイトで詳しく解説されていますので、ご存じない方はぜひ検索してみてください。
例えばこちら↓
https://monstar-lab.com/app_proposal/
リーンキャンバスとは、 創業のマネジメント手法のひとつです。
ビジネスモデルを9つの要素に分けて考えるフレームワークで、スピーディーに描くことができます。そのため、修正も短時間で行えます。
今回は2時間とい非常に限られた時間で作成しました。
みなさん2時間休憩も取らずに、自分との対話に没頭!
手が止まらない方もいれば、悩みながら項目を埋めていく方も。
ただ、作業が早いに越したことはありませんが、リーンキャンバスの作成で最も重要なのは修正を繰り返してブラッシュアップしていくことです。
そのために仲間や講師、親しい友人にアディアを聞いてもらったり、見込み顧客にヒアリングしてたフィードバックを、着実にキャンバスに反映させていくことがキモとなります。
続けること。
これが一番大事で、難しいことでもあります。
リーンキャンバスは次回に個別相談を受け付け、9月30日のDAY3で発表となります。
ですが、創業はまだまだその先。
やり続けましょう。
そして、リーンキャンバスを自分の手垢まみれにして自分だけのものにしていきましょう。
さて、次回の開催は9月16日(日)となります。
「角田市内の食材レクチャー」10:00~14:30@Gomboppa→あぐりっと→Panch
次回は角田の食材を目で見て、聴いて、味わっていただき、これから開発するメニューの土台となる講座です。
受講者の方は DAY2からDAY3にかけて、角田市の食材に触れる講座となります。 その事前準備として、代表的な角田市の食材の記事のリストを共有します。時間があるときに目を通していただいて、実際の見学現場でのスムーズな知見の吸収とフィードバックを最大化していきましょう!
◆畜産◆
「めぐみ野」あか鶏
「野田鴨」
「ベコ屋の洋ちゃん」
◆成果物◆
いちご
お米
http://kokokakuda.jp/?page_id=10991
豆
梅
◆加工品◆
納豆
地ビール
◆直売◆
産直広場あぐりっと
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