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【社長料理人への道】DAY2レポート


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9/16に「社長料理人への道」DAY2が開催されました。

DAY2:角田市内の食材レクチャー


本日からDAY3にかけて角田市内の食材に実際にふれて、メニューまたは商品開発に向けて学んでいきます。本日は角田の食材を目で見て、聴いて、味わっていただき、これから開発するメニューの土台となる講座です。


いよいよ社長料理人らしい講座内容となっていきます!



地産地消について

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受講生の皆さんとの事前の面談では、地のものを利用して何かをしたいという方がほとんどでした。


つまり地産地消ですね。


それって、地産地消がもつイメージが非常にポジティブな側面に偏っているからなんですね。


地産地消に取り組むメリットについては、いくつか思い当たるかと思います。


ただデメリットになるとどうでしょう?


①地元への経済的な貢献度

②本当に良い食材が地元で流通するとは限らない

③道の駅などが競合になる場合がある


地産地消の推進には、上記のような側面ともうまく付き合っていかなければなりません。


また、地産地消に取り組むには、生産者の方との信頼関係構築が大きなハードルとなります。ここでは、体験談や失敗談などを交えてお伝えしました。




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角田の食材紹介


続いて、合同会社I.B代表取締役の臼井さんより、角田市の生産者と代表的な食材についてレクチャーいただきました。


時期ごとに生産されている野菜の種類。そして角田市の生産者さんの特徴として、


①稲作+野菜の複合経営が多い

②冬場に畑をやらない方が多い


といった具体的なところまでつっこんでお話いただきました。


臼井さんからも、生産者の方と信頼関係をいかに築くかというお話がありました。重ねて話すということは、それがどれほど大切で難しいことか、ということですね。


受講者のみなさんのアンケートでも、角田市の農業の現状を知る素晴らしい機会になったとのことでした。臼井さん、非常に貴重なお話ありがとうございました!





「産直広場あぐりっと」見学&食材調達


次は「産直広場あぐりっと」さんを訪問させていただき、代表の堀米荘一(写真中央)さんにあぐりっとでの取り組みや季節の農産物についてお話いただきました。


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帰ってから試食するための食材をみんなで物色。

めずらしい食材もあり、気になるものはどんどん買い物カゴへ。

以下の合計7品目購入させていただきました。


・おかわかめ    ・トマトソース(あぐりっとさんの加工品)

・あさつき     ・白梅酢

・生きくらげ    ・ずんだもち&パン

・なし(豊水)


最後に、当初の予定にはなかった加工場(直売所に併設)見学の案内も、快く引き受けてくださいました!

加工品を考えている受講者の方もいるので、大変参考になったかと思います!

急なお願いにも関わらず、対応してくださいました堀米さん、ありがとうございました!





食材のテイスティング&試作について


ここからは、Restarurant&Bar Panchへ移動し、みなさん楽しみにされていた食材のテイスティングです。あぐりっとで購入した農産物とPanchで使用している野田鴨とレッドウォーカー(鶏肉)をシンプルに調理して、素材を味わっていただきます。


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テイスティングしたメニューは以下の通りです。


●おかわかめ(湯通し、ごま油と塩で)

●あさつき天ぷら

●生きくらげ(湯通し、ごま油と塩で)

●生きくらげのガーリックソテー(受講者の一條さんからのリクエスト)

●なし(豊水)

●野田鴨ささみタタキ

●レッドウォーカーの唐揚げ

●野田鴨もものソテー(あぐりっとさんのトマトソースを添えて)

●レッドウォーカーのチリソースいため(白梅酢を使用)

●ずんだ(パン、もち)


みなさん食材についてディスカッションしながら、美味しそうにテイスティング。

シンプルな調理法のため、素材の味が分かりやすかったかと思います。


個人的におもしろかったのは、生きくらげ。

一般的なきくらげのようなコリコリ感は少なく、一方で厚みがあるので歯ごたえがあって、面白い食感。湯通ししたものをそのまま口にしてみたら、塩茹でのほのかな塩みが食材の甘みを引き立てていました。


多くの受講者の方の興味を引いていたのは、野田鴨とレッドウォーカー。

分かりやすく使いやすい食材はやはりお肉なんですね。

すでに食材の利用方法を具体的にイメージされている方もいらっしゃいました。



一通り実食したところで、次に試作についてのお話。


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こちらからは3点の注意点。


①誰に食べてほしいか。

②いろんな方に食べてもらう。

③どうのように検証するか。


ターゲットを設定し、家族や友人、仮想のターゲットと思われる人に試作品を食べてもらい、その方々からもらった意見をもとに、試作品をブラッシュアップしていくという流れ。


非常に手間隙かかりますが、避けて通れない作業であり、その現実のやり取りが楽しい時間でもあります。Panchでのテストマーケティングの実例もお話しましたので、受講生の方は参考にしてみてください。



今後はビジネスプランと試作品を同時並行で進めていただくことになります。

DAY5(10/28)の中間発表へ向けて待ったなしです!

自分の創業、または新規事業に集中しましょう。


積み重ねに勝るものはありませんので。


普段講義をしているGomboppaにはスタッフが常駐しています。

いつでも気軽にご相談にきてくださいー!



 

さて、次回の開催は9月30日(日)となります。

「角田市内でフィールドワーク」

10:00~15:35@Gomboppa→ずんだ祭り→めぐみ野平飼いたまご生産現場→仙南シンケンファクトリー→お米農家佐藤裕貴さん


次回はずんだ祭りの見学と、各生産者さんのご厚意により3ヶ所の生産現場を訪問させていただきます。普段は接することができない貴重な現場体験です。


見学終了後はリーンキャンバスの発表となります。何度も申しますが、このリーンキャンバスが創業や新規事業に向けてのベースとなるものです。DAY5に中間発表(ビジネスプランと角田の食材を利用したメニュー)となります。すでにあと1ヶ月をきっていますので、本日の発表でしっかりフィードバックを得て、プランを深化させていきましょう!!

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